あれもしたい、これもしたい。

してみたいことについて書きます。

通訳日記を読んでの感想

ザックジャパンの内実が知りたくて、通訳日記を読んでみた。全体を通して感じるのは、ザッケローニは選手の可能性を信じ、勇気付ける、背中を押してくれる監督だったのだなということ。読んでいて、ザッケローニの日本代表を思い出し、懐かしい気持ちになった。W杯では惨敗したけど、いいサッカーだったなと涙が止まらなかった。
 
P85
「私は今の仕事が好きだ。たとえサラリーが安かったとしても、全然やり続けられる。それは好きだからだ。せっかくの人生なんだから、自分がとことん打ち込める仕事に就いた方がいい。どの分野でもそうだと思うが、きちんと研究して情報をたくさん収集しておいて、チャンスが来たと思ったら、リスクを背負ってでも前に進むべきなんだ。家や株を買うなんてのもそうだろう? だから私は不運のせいにするのは好きじゃない。チャンスは多かれ少なかれ差はあるだろうけど、誰にでも訪れる。大事なのは、その時に準備ができているかだ。たまたま一度運で上手くいったとしても、そんなのは長続きしない」
 
P122
----埼玉で行われた北朝鮮戦では、審判のひどいジャッジで結果的に日本が勝ったが、それについてどう思う?
「私は審判の話をこれまでしてきていないし、これからもしない。私は監督であって、テクニカルのところを考えるのが私の仕事」
----しかしサッカーを熟知する人間として、あれはないかと思わないのか?
「繰り返すが、私は審判についてコメントしない。それは選手に言い訳を作らせないためだ。ジャッジメントは時に我々に、時に相手に有利に働く。 (中略) 私は監督なのでテクニカルの話題は話す。それ以外については、ジャーナリストの皆様が話せばいい」

 

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通訳日記 ザックジャパン1397日の記録 (Sports Graphic Number PLUS)

通訳日記 ザックジャパン1397日の記録 (Sports Graphic Number PLUS)

 

 

日本代表のオフィシャルフィルムなるものが発売されるようですね。食堂や練習風景、試合前のロッカールームでの様子が見れるみたい。気になる...

日本サッカー協会オフィシャルフィルム SAMURAI BLUE 1392日の軌跡 2010-2014 ~2014 FIFA ワールドカップ ブラジルへの道のり~【Blu-ray】